初心者向け

Couldn't connect の直し方

n8n の API の認証情報(n8n API)を作って、テストすると「Couldn't connect with these settings」と出る。筆者の場合、原因は、接続先(Base URL)の欄を空のまま保存していたことでした(欄の薄い文字は、入力例で、値ではありません)。自分のパソコンの n8n なら http://localhost:5678/api/v1 と入れて直りました。API キーの作り方の注意、同じエラーが出たときの確認の順番、確認していないことも書きました。

動作確認: — n8n 2.36.8(セルフホスト、WSL) / n8n API の認証情報(n8n ノード)

n8n の API を使うための認証情報(「n8n API」)を作って、保存しようとしたら、次のように出た。

Couldn't connect with these settings

筆者の場合、原因は、「接続先(Base URL)」の欄を、空のままにしていたことでした。 直し方は、Base URL に、自分の n8n の API のアドレスを、入れることです。自分のパソコンで動かしている n8n なら、次の形です。

http://localhost:5678/api/v1

何が起きたか

自分の n8n の、ワークフローや実行を読むために(自動化の診断書)、n8n の API を使う認証情報を作りました。

  1. n8n の「Settings → n8n API」で、API キーを作りました
  2. 「Credentials」で、「n8n API」の認証情報を作って、API キーを入れました
  3. 「Base URL」の欄は、薄い文字(入力例)が出ているだけで、何も入れませんでした
  4. 保存して、接続を試すと、「Couldn’t connect with these settings」と出ました

欄の薄い文字は、入力例であって、値ではありません。 空のまま、保存できてしまうので、見落としやすいです。

直し方

  1. 認証情報の「Base URL」に、自分の n8n の API のアドレスを入れます
    • 自分のパソコンの n8n:http://localhost:5678/api/v1
    • n8n クラウドの場合:認証情報の入力例には、https://<名前>.app.n8n.cloud/api/v1 の形が出ていました(筆者は、クラウドでは、試していません)
  2. 保存して、もう一度、接続をテストします
  3. 成功の表示が出れば、つながっています

筆者は、http://localhost:5678/api/v1 を入れて、直りました。そのあと、ワークフロー62本と、実行の一覧を、読めました。

API キーを作るときの注意

  • 名前を付ける(用途が分かるもの)
  • 有効期限を付ける(「なし」にしない)
  • 権限は、読み取りだけにする(読むだけの用途なら)

API キーは、自分の n8n への入口になります。チャットや記事に、貼らないでください。

同じエラーが出たときの、確認の順番

次は、筆者が、確かめた順番ではなく、一般的な確認の候補です(筆者が実際に原因だったのは、1だけです)。

  1. Base URL が、空ではないか。 入っていても、末尾が /api/v1 になっているか
  2. アドレスの形: http か https か、ポート番号(自分のパソコンなら、初期値は 5678)が、合っているか
  3. n8n が、そのアドレスで、動いているか。 ブラウザで、n8n の画面が開けるか
  4. API キーが、正しいか。 作り直したり、有効期限が切れていたりしないか
  5. n8n を、Docker など、別の環境で動かしている場合: localhost は、「n8n 自身がいる場所」を指します。別の環境から、つなぐときは、アドレスを変える必要があるかもしれません(筆者は、試していません)

確認していないこと

  • n8n クラウドでの、Base URL の形(入力例の表示から、書きました)
  • Dockerで動かしている n8n で、同じ認証情報を作ったときの動き
  • API キーの権限が、足りないときの、エラーの出方(別のエラーになるはずですが、確かめていません)
  • 「Couldn’t connect with these settings」が、ほかの種類の認証情報でも、同じ原因で出るか

次に読む

次に読む