初心者向け
AI by Zapierの料金と数え方
Zapier の AI ステップ(AI by Zapier)は、1回の実行で何タスクか。Standard の段階は、実際に動かして1タスク(6ステップの Zap が3タスク)。Advanced は3、Premium は5、自分の API キーは1と、画面に表示されました(試用では、Standard 以外は動かせませんでした)。「Premium」のアプリの印、ツールが要る条件、月のタスクの見積もり、無料で使えるかの見立てまで、確かめていないことも含めて書きました。
公開
動作確認: — Zapier(Pro の試用期間、2026-10-12) / AI by Zapier(Standard の段階で実測)
「Zapier の AI のステップを使うと、料金(タスク)は、どのくらい増えるのか。無料で使えるのか」。AI を使った自動化を考えるとき、先に知りたいことだと思います。
答えは、段階しだいです。 画面に、段階ごとのタスク数が、次のように出ていました。
| 段階 | 1回の実行で、数えられるタスク | 状態 |
|---|---|---|
| Standard | 1 | 実際に動かして確かめた(6ステップの Zap が、3タスク) |
| Advanced | 3 | 画面の表示。Pro の試用では、「有料プランが要る」と出て、動かせなかった |
| Premium | 5 | 同上 |
| Bring Your Own Key(自分の API キー) | 1 | 画面の表示。未確認 |
つまり、同じ AI の処理でも、段階を上げると、3倍、5倍のタスクになる表示でした。先に、この記事の限界です。実測は、Standard だけで、Zapier の Pro の試用期間です。無料プランで、AI のステップが使えるかは、確かめていません(末尾)。
Standard は、1タスク(実測)
5ステップの Zap(Gmail → Formatter → Filter → Google スプレッドシート → Slack)の、Slack の前に、AI by Zapier のステップを足しました。 AI には、「次のメールの題名を、英語に訳してください。訳だけを出力してください」と頼んで、Gmail の「題名」を、差し込みました。
| 構成 | ステップ数 | 実行1回で数えられたタスク |
|---|---|---|
| Gmail → Formatter → Filter → スプレッドシート → Slack | 5 | 2 |
| Gmail → Formatter → Filter → スプレッドシート → AI by Zapier(Standard) → Slack | 6 | 3 |
- 数えられるアクションは、スプレッドシート、AI、Slack の3つで、タスクも3つでした。AI のステップは、1つ分です
- 設定画面には、実行する前から、「Standard (Auto) ⚡ 1 task」と出ていました。実行前に、画面で、タスク数を確かめられます
- 設定画面の「Preview」(試し)は、タスクに数えられませんでした(その日の使用量が、実行の3タスクだけだったため。Zap の使用量のグラフと、「Plan tasks」で確認)
段階を選ぶ画面
AI のステップの設定の「Standard (Auto)」の右の矢印を押すと、段階とモデルを選べます。
- Standard(「大量で、簡単な作業向き」と説明):「Auto(おまかせ)」のほか、GPT 系、Gemini 系、DeepSeek、Claude の軽いモデルなど、複数のモデルが並んでいました(筆者の画面の一覧。モデルの名前と数は、変わるはずです)
- Advanced(「複雑な指示向き」):3タスク
- Premium(「複雑な分析と、複数ステップの推論向き」):5タスク
- Bring Your Own Key(自分の認証情報をつなぐ):1タスク
一覧の一番上に、「Advanced and premium tiers require a paid plan(Advanced と Premium の段階は、有料プランが要る)」と、出ていました。Pro の試用期間でも、Standard だけが動かせる状態でした。
ほかに、画面で分かったこと
- 「Premium」の印。 アプリを探す検索で、「AI by Zapier」には、「Premium」の印が付いていました(ほかに、API by Zapier、Microsoft Power BI なども)。Pro の試用では、Standard の段階が使えました
- 「ツール」には、Advanced か Premium が要る。 AI のステップに、Web 検索などの「ツール」を持たせる設定は、「Tools require Advanced or Premium tier」と出て、使えない状態でした
- 無料プランで使えるか。 Zapier の公式の料金ページ(2026-10-11 に、日本語版の画面で確認)の、無料プランの機能の一覧には、AI のステップは載っていませんでした。Professional の一覧に、「AI フィールド」とあります(料金ページを読んだだけで、無料プランで、実際に試したわけではありません)。無料では使えない可能性が高い、というのが、筆者の読みです
月のタスクの見積もり
1回の実行で数えられるタスク = 数えられるアクションの数 + AI のステップのタスク数 です。
たとえば、月300回動いて、1回に、2つの操作(スプレッドシートと Slack)をして、AI のステップを1つ使う自動化なら:
| AI の段階 | 1回のタスク | 月のタスク | 無料(100) | Professional(750) |
|---|---|---|---|---|
| Standard | 2 + 1 = 3 | 900 | 超える | 超える |
| Advanced | 2 + 3 = 5 | 1,500 | 超える | 超える |
| Premium | 2 + 5 = 7 | 2,100 | 超える | 超える |
(Standard の3タスクだけが、実測です。Advanced と Premium は、画面の表示から、計算した数字です。)プランの上限は、Zapier の公式の料金ページ(2026-10-09 更新と表示)で読んだ数字です。
数字を入れて計算するなら、月額見積もり計算機の「AI by Zapier のステップ」を選びます。
AI のステップを使うだけで、月300回なら、Standard でも、Professional の750タスクを超えます。 AI を使う自動化は、回数が少ないうちに、見積もるのが安全です。
確認していないこと
- Advanced と Premium の実測(試用では、動かせませんでした。3と5は、画面の表示です)
- Bring Your Own Key の実測(自分の API キーをつなぐ場合の、タスクと、API の利用料)
- 無料プランで、AI のステップが使えるか(料金ページの読みだけです)
- AI のステップが、失敗したときに、タスクに数えられるか
- 文章の長さや、モデルの違いで、タスクが変わるか(Standard の「Auto」で、短い題名の翻訳を、1回だけ動かしました)
- AI の出力の質(この記事は、タスクの数え方で、質の比較ではありません)
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